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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン173号No.9
南山ブレティン173号
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無いものは作れ!山田 弥生  人文学部日本文化学科 2006年卒業 山田 弥生
山田 弥生
 各方面で活躍する本学卒業生をリレー形式で紹介していくブレティン版「南山のDNA」シリーズ、第9回となる今回は、(株)坂角総本鋪でご活躍の山田弥生さんです。
 私は現在、お菓子を製造・販売する会社で商品企画の仕事をしています。おかげさまで、今年で120周年を迎えた老舗。でも、もっと多くの方に使ってもらうには、こういう商品があったらいい!こう変えたらいいのに!その思いを企画として提案するのが私の仕事です。
 大学時代は日本文化学科で日本の古典文学を学んでいた私。古典なんて、社会に出たら全く使えない??いえいえ、そんなことはありません。古典の研究は、ひとつのテーマを持って調査し、ポイントになる事実を拾いながら、課題を見つけ出し、自分なりの答えを提案する。その考え方は、商品の企画と基本的に同じなのでした。一つのことに真剣に向き合って提案する事に、ジャンルの違いはあまり無いのでしょうね。
 大学生活の中で、社会に出たときのために何かしておかなければ、と焦る方もいるかもしれませんが、無理に興味のない資格をたくさん取るよりも、面白そうと思ったことに全力で打ち込むのも大きな財産になると私は思います。
 所属していた美術部では毎年恒例で大学祭にはお化け屋敷を作っていましたが、そのお化けをいかに怖くグロテスクに表現するか、なんていうことに部員みんなと汗だくになりながら真剣に挑んだことも、私の場合、大事な経験です。少ない経費でいかに工夫するか。そこで私が学んだ座右の銘が、「無いものは作れ!」です。これが今の自分を成長させる根っこになっているようにも思います。新しい企画に挑戦すると、たくさんの障害が見えてきます。でも、それをどう捉えるかが大切。これをクリアしたら実現できる!と思えたら成功間近です。「こうだったら良かった」という不満は最大のチャンス!在学生のみなさん、不安も不満も力に変えて、ぜひとも全力で大学生活を楽しんでください。