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南山ブレティン173号
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Feature Article
特集
「多文化社会における英語による発信力育成
  -グローバル時代に活躍するための多元的学士力向上プログラム-」
南山大学外国語学部英米学科 平成21年度「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」(文部科学省)採択プログラム

  平成21年度「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」(文部科学省)に、南山大学外国語学部英米学科が申請した「多文化社会における英語による発信力育成 -グローバル時代に活躍するための多元的学士力向上プログラム-」が採択された。このプログラムは学生と教員が力を合わせることによって、学生の「英語による発信力」「企画運営力」「異文化理解力」の育成を達成し、「学士力の向上」を目指すものである。

概要

  日本人は一般的に、自ら主張するということが少なく、さらにそれが外国語である英語となると、極端に寡黙になってしまうことが多い。本プログラムでは、国際ワークショップや国際シンポジウムを通じて「実体験に基づく異文化理解」を深め、自信を持って自らの意見を発信していける学生を育てる。さらに、それらの国際ワークショップや国際シンポジウム、卒業論文中間発表会を学生中心に企画・運営させることによって、企画・運営力も育成し、単に人前で英語が上手に話せるというのではなく、自ら情報発信の機会を生み出していける学生を育てる。また、大学教育における集大成である卒業論文については、中間発表会の模様の動画と電子ジャーナル化した卒業論文の両方をインターネットを通じて世界へ発信することによって、話し言葉と書き言葉の両面で情報発信を行う。このようにグローバル時代に活躍するために必要な「総合的な学士力向上」を多元的に目指す。

目標

  本プログラムには、三つの大きな柱がある。それは「企画・運営力の育成」、「情報発信力の育成」、「異文化理解力の育成」。これらの力をもって、学士力の向上をはかり、地域社会へ貢献し、また国際社会にも貢献する人材を創出していこうというものである。これは、英米学科が掲げる「多文化共生が進むグローバル社会の第一線で活躍できるよう、すぐれた語学力に加え、十分な異文化対応能力と国際理解力を備えた人材を育成すること」という目標とも合致している。

コアプログラム

国際ワークショップ

提携大学から教員および、学生を招聘し全て英語で討議する。

国際シンポジウム

本学から教員および学生を提携大学に派遣し、すべて英語で討議する。

卒業論文

英語による中間発表 → 動画配信を行う
英語による論文執筆 → 電子ジャーナルとしてインターネットで公開

コアプログラム

国際ワークショップ

■ 第1回 国際ワークショップ

日 時: 2009年11月20日(火)
会 場: 南山大学B棟21教室
講 師: Prof. Kunio Ishida (南山大学客員教授)
“Jewish Migration and International Politics in the 20th Century”
Dr. Erin Chung(Johns Hopkins University)
“Immigrant Incorporation in Japan”
Dr. David Mayer (南山大学名誉教授)
“Japanese Immigrants, Baseball, and the Chunichi Dragons”

 “移民問題を日米比較から考える”世界のグローバル化とは、国境を越えて人・物資・お金が自由に行き来する過程のことをいう。これにより、各国の経済、社会、文化は独立したものではありえず、地球規模のネットワークからの影響を絶えず受けることになる。移民問題は、グローバル化する世界にあって、各国が直面する大きな問題の一つである。誰を受け入れ、誰を排除するかを決める移民政策は、国家のアイデンティティに関係する重要な問題である。日米の移民問題をテーマにしながら、3人の講師を招き、これからの移民政策の在り方を考察した。


■ 第2回 国際ワークショップ

日 時: 2009年12月15日(火)
会 場: 南山大学K棟25教室
講 師: Mr. Jonas D.Stewart(名古屋アメリカンセンター館長)
“Meet An American Diplomat”

 戦後、日本にとってアメリカ合衆国は重要な軍事同盟国であり、経済的にも深いつながりを築いてきた。アメリカの動向が、日本に大きな影響を及ぼす中で、2009年、日本とアメリカでCHANGEが起こった。アメリカではオバマ政権が、日本では鳩山政権が発足。ワークショップを通して、このCHANGEでアメリカはどこへ向かうのか。そして、日米関係はどのような形を取ろうとしているのかを考察した。

※詳細は以下の南山大学英米GP Webページをご覧ください。(国際ワークショップの様子が動画でご覧いただけます) ⇒ http://eibei-gp.nanzan-u.ac.jp/index.html


運営体制

  企画・運営を行う学生と教員が力を合わせて運営することにより、学生の持つ可能性を最大限にまで引き出すことができると考えている。教員組織の中の情報発信担当は、本取り組みで新たに雇用した嘱託講師がその任にあたり、プログラム全体を見渡しながら情報発信を促進する、もし本の作成にたとえるならば、編集者的な役目を果たす。また、英米学科が属する外国語学部や、本学内の国際教育センター、英語教育センターも広い意味で本取り組みを支える。
南山大学 外国語学部 英米学科