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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン170号No.8
南山ブレティン170号
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焦りから始まった夢の探求鵜飼優梨子法学部法律学科 2006年卒業 鵜飼優梨子
鵜飼優梨子
 各方面で活躍する本学卒業生をリレー形式で紹介していくブレティン版「南山のDNA」シリーズ、第6回となる今回は、司法書士事務所に勤務されている鵜飼優梨子さんです。
 弁護士、公認会計士、税理士…色々な資格が世の中にあるなかで“司法書士”という資格はマイナーな存在だと思います。大学生で司法書士の仕事について知っている人はあまりいないのではないでしょうか。
 大学2年生の夏、私は焦りを感じていました。将来について特に何も考えずに過ごしていた私。でも、この頃に周りの友人は将来進むべき道を真剣に考えていることを知りました。成績、部活、サークル、検定、資格、留学…大学1年のときから就職のことを視野に入れてみんな行動していたんです。私が就職活動の際、誇れるものは??ふと考えてみると「誰よりもバイトしていた!!」いやいや、それではどこの会社にもとってはもらえません。また、会社とおおまかにいっても、どの分野の企業に入りたいのか、どういう仕事をしたいのか、自分で全くピンときませんでした。
 2年生の間、自分がいったい何に興味があるのか悶々と考え続けました。そんな中、法学部に入ったきっかけの一つであった法律家への憧れ、不況が続く中でよく耳にしていた“手に職”という言葉が私を動かしました。「よし、勉強しよう」と。色々な資格を調べる中で出会ったのがこの司法書士でした。大学3年春から勉強し始め、合格まで2年かかりました。本当にこの2年間はよく勉強したと思います。もう一度やれといわれても無理です。
  司法書士は、さまざまな困難に遭遇した人に対して法律の知識を使って問題解決したり、アドバイスをするのが仕事です。その相手は人であり、依頼内容はさまざまです。知識のなさ、経験のなさを痛感することも度々で、毎日のように壁にぶつかっている気がします。 一人の有資格者として扱われることで、責任の重さやプレッシャーを感じ苦しいときもありますが、その分やりがいのある仕事です。
 将来の夢が見つからず悩んでいるという方、大学時代はゆっくりと自分の将来について考えることのできる時期です。ちょっとした憧れとかでいいんです。そこからちょっぴり踏み出して調べてみてください。世の中には本当にたくさんの知らない職業があふれています。意外とすんなり見つかるかもしれませんよ、自分のやりたいこ と。