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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン169号No.4
南山ブレティン169号
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 私のクラス
 NBSで考える金融システムの未来
  山下 忠康
 
山下 忠康 准教授
やました・ただやす
ビジネス研究科
ビジネス専攻准教授
専攻分野は「コーポレート・ファイナンス」
「金融システム」。
長期研究テーマは「銀行・企業間関係に関する研究」。
短期研究テーマは「銀行による知的資産評価の実際」。
主な担当科目は「ファイナンス基礎」
「金融システム」
「応用コーポレート・ファイナンス」
「プロジェクト研究I・II」。

 私は「南山ビジネススクール(NBS)」で、 2006年度から実務家教員としてコーポレート・ファイナンスや金融システムを担当しています。
 「南山ビジネススクール」は2006年4月にスタートした南山で一番新しい専門職大学院ですが、その教壇に立たせていただいて感じることは、やる気に満ちたバラエティに富む学生が多数集まっていることです。そして、社会人学生は「実行」能力の高さの面では非常に優れています。たとえば、「問題点(issue)の発見」→「解決策(solution)の提示」→「解決策の実行(implementation)」というサイクルを繰り返しながら行う継続的改善活動はみな得意です。ただし、社会人学生は、実行能力に自信があっても、「問題点発見」の手法や具体的「解決策」事例など、知識の面で弱点をもっていることがあります。このような場合、自分の頭で問題解決策を生み出す徹底的な訓練を「南山ビジネススクール」で受ければ、ビジネス現場の実行能力と獲得した知識が結び付き、ビジネス上の強い武器となるでしょう。
 さて、金融システムという授業では、金融市場や金融機関だけでなく、制度や慣習なども含めた領域に関して議論を行います。そして、議論の中心テーマは「金融システムの未来」です。未来については自らの想像力を働かせるしかありませんが、基本的には金融システムの歴史的変遷を一通り学習した後、未来について自由なクラス討議(毎年10人前後)を行います。ここでは、金融関係だけでなく製造業などに勤務するなど様々なバックグラウンドをもった学生たちが自分たちの経験や知識を駆使して、できる限り論理的に未来を予測しようとします。学生の議論を通じて感じることは、金融システムは金融技術などの枝葉末節の部分では大きく変化しているようにみえますが、本質的な部分においてはほとんど変化していないことです。私は金融システムの根幹である「信用」自体は未来においても変化しない普遍の存在であると確信しています。この議論の続きは、社会人のための知的空間「NBS」で一緒に行いましょう。