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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン167号No.7
南山ブレティン167号
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どんな経験も人生にはプラス外国語学部英米科(現英米学科) 1991年卒業近藤 理恵 近藤 理恵
近藤 理恵
 各方面で活躍する本学卒業生をリレー形式で紹介していくブレティン版「南山のDNA」シリーズ、第3回となる今回は、テレビ局にタイムキーパーとしてお勤めの近藤理恵さんです。
 人生においての重大な出会いや出来事は、いつどこに転がっているかわかりません。そう思うと、私の中では大学時代のクラブ活動はすごく大きなものでした。小さい頃から音楽好きだった私は、大学では新しい楽器に挑戦しようとギターアンサンブルに入部しました。しかし早々とギターに挫折して指揮者に転向。ギタアン部員なのにギターを弾かないその役職は一見華やかに見えますが、演奏会用の曲を、メロディ、コード、ハーモニーに分けて総譜(スコア)を作る裏方作業。表舞台で演奏するみんなを支える縁の下の力持ち、そんな気持ちでやっていました。そして今、そのスコア作りは、私が仕事としているテレビ番組のCUEシート作りにとても役立っているのです。
 CUEシートとは、オンエア中の映像、音声、テロップ、BGM等それぞれの状態を示した番組の進行表で、言ってみればスコアのようなもの。タイムキーパーの主な仕事は、時計を見ながら番組を時間内に終わらせることですがCUEシートはそのおおもととなるものです。番組の指揮者はディレクターさんですが、各スタッフの動きを俯瞰しながら全体を構成していく作業は、あの頃みんなで曲を作り上げていったのと似ています。
 そもそもこの職に就いたきっかけは、クラブの先輩から引き継いだ報道部のアルバイト。元々テレビ局の仕事には憧れていたので、これもラッキーな巡り合わせでした。そして学生時代から慣れ親しんだ職場に今もいるわけですが、周りの様子は年月とともに変わり、毎日必死なヒヨッコだった私も今ではすっかりベテランのお母さん的存在になりました。後から入って来るヒヨッコたちを陰で支える余裕が出て来たって感じでしょうか。気持ちは学生時代と変わってないんですがね(苦笑)。ギタアンに出会わなかったら、今の私はなかったことでしょう。
 学生の皆さん、ちょっとした出会いも後々大化けすることがあるので、一つひとつの出会いを大事にしてくださいね。