南山大学
JapaneseEnglish
南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン167号No.6
南山ブレティン167号
1 - 2 - 3 - 4 - 5 - 6 - 7 - 8 
 私のクラス
 英語で異文化コミュニケーションについて議論する
  花木 亨
 



Special Topics in English
花木 亨 講師
はなき・とおる
外国語学部英米学科
講師
専攻分野は「コミュニケーション論」。
長期研究テーマは
「異文化コミュニケーション研究、文化研究」。
短期研究テーマは
「異文化コミュニケーション研究における批評」。
担当科目は「異文化コミュニケーション論」
「コミュニケーション研究の基礎」など。

 私の専門は異文化コミュニケーション研究ですが、授業としてはコミュニケーションに関する専門科目に加えて英語科目も担当しています。今回はこれらの二つを融合したような科目「Special Topics in English」をご紹介します。
 「Special Topics in English」は英米学科3・4年次生対象の選択科目で、担当教員の専門分野に関する内容をすべて英語で学ぶことを目指します。私の場合は異文化コミュニケーションが専門ですので、文化やコミュニケーションを取り巻く諸々の問題を取り上げます。受講者数が最大25名と比較的少数であることから、発表や議論を中心とした対話型の授業を展開しています。
 学生たちは、偏見、差別、歴史、アイデンティティ、言語、権力、メディアなどのテーマごとに、異文化コミュニケーションに関する英語文献を毎週読んでから授業に臨みます。各授業の始めに、2名から3名の学生がその週に読んできた文献の内容を要約し、それについての自分の考えを述べると同時に、他の学生たちに向けていくつかの問いを投げかけます。他の学生たちは、これらの問い対する自分の考えをまとめ、4名ほどの小グループに分かれて議論します。こうして浮かび上がってきた論点について、今度はクラス全体で議論します。これらの作業すべてを英語のみで行います。
 私は英米学科の学生たちには、自分たちを取り巻く様々な社会問題について日本語と英語を使って理解し、それについて自分の頭で考え、その考えを日本語と英語で不自由なく表現できるようになってほしいと考えています。この授業がそのための一助となることを願います。