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| 2005年4月1日付「理事長基本方針」で示された20年後の将来像の検討要請を受けて、建学の理念の再解釈を行い、20年後の将来像(グランドデザイン)を策定し、そのビジョン・キーフレーズを「個の力を、世界の力に。」と定めた。このビジョンは、「人種、障がい、宗教、文化、性別など、様々な違いを認識し、多様性を前提とした人間の尊厳、他者の尊厳を大切にし、人々が共生・協働することで、新たな価値の創造に貢献する」ことを意味する。このビジョンに基づき、ビジョン実現のための中長期目標、その目標を実現するための4つの改革テーマ「1.教育対象の幅の拡大」「2.学問領域の幅の拡張」「3.教育・研究を中心とした社会貢献のさらなる強化」「4.地域・企業・卒業生・海外との共生・協働の強化」が策定された。 |
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| 2008年4月南山大学附属小学校が開校する。南山小学校は、南山学園の創立者ヨゼフ・ライネルス師が住民の要望を受けて1936年に設立し、戦時下の社会情勢のもとで1941年に廃止されて以来の復活となる。そもそもこの小学校設立時の教育方針には南山学園が総合学園を目指すことが表明されており、その志を受けたアロイジオ・パッヘ師は1951年総合学園構想(小学校から大学院まで)を策定している。この構想から半世紀、南山大学附属小学校として再興が決定した。この初等教育の再興は、2007年が学園の設立母体の神言会会員来日100周年、また南山学園創立75周年に当たり、学園創立以来の総合教育を実現すべき時宜にかなったものといえよう。そして、マルクス学長がその初代校長に就任することは、学園のキリスト教教育の永続的な継承を根幹として、学園の教育が大学を中心として学園全体が一体となった中で進められていくことを示しているといえるだろう。 |
●マルクス学長(略歴)
1944年7月7日生まれ。
ドイツ連邦共和国ノルトライン・ヴェストファーレン州出身 |
| 1968年 |
ドイツの聖アウグスティヌス哲学・神学大学哲学科卒業。 |
| 1970年 |
南山大学への外国人留学生第1号として来日。 |
| 1972年 |
南山大学文学部神学科卒業。 |
| 1978年 |
ローマのグレゴリアナ大学にて神学博士号取得。
以来、南山大学で教鞭をとる。 |
| 1986年 |
南山大学文学部教授。
(学部改組に伴い、2000年人文学部教授。) |
| 1993年4月 |
第5代南山大学長に就任。
(2008年3月退任) |
| 2008年4月 |
南山学園理事長、南山大学附属小学校初代校長に就任。 |
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