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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン161号No.7
南山ブレティン161号
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 International Friendship
 I am proud of Japan.

村山 理沙(数理科学科4年)

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  私は昨年、“ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ”という経済産業省が中心となり進めている海外のインターンシップに参加し、イギリスのコンタクトレンズの会社で1年間の研修を行いました。毎年全国で20人の理工学系の大学生が選ばれ、将来的に日本とEU諸国とを結ぶための架け橋になるような人材を育てることがこのプログラムの主な目的です。

  私はこのインターンシップにおいて、工場の生産ラインの様々な問題点を見つけ、その解決方法を提案する仕事を手がけました。ヨーロッパでは、直接作業者の方から話を聞くために、毎日工場に行くということが珍しいと共に、自分のマネージャに逐一全てを報告するという習慣がありません。しかし、たくさんの方からプロジェクトへのアドバイスをいただくために、毎日実際に工場へ行き作業者の方と話すことに努め、さらに毎週レポートやプレゼンテーションを作り報告しました。また、このプロジェクトの達成目標に向け、私は、「ビジネスを円滑に進める上でのコミュニケーション能力」の向上を図ることに力を入れました。そこで私はまず相手の立場にたって意見を聞くこと、そして相手から質問をされた時に、もし適切な返答ができなかったら、しっかりと答えを用意し必ず物事をあやふやにしない対応をすることを心がけました。そうすることにより、お互いにより良い信頼関係を形成することができ、積極的に私のプロジェクトに対しても協力してもらえるようになりました。

  私生活においても1人暮らしをするのではなく、ホームステイをしたり、ダンススタジオへ通ったり、さらにボランティア活動に参加したりと、長期にわたり海外に住めるからこそ得られる利点を最大限に活かしました。その一方で、銀行の現地口座をひらくための手続きをしたり、自転車が盗まれたためイギリス警察へ行き調書をとりに行ったりと、慣れない土地での思いがけない出来事もたくさん経験しましたが、積極的に行動したことにより、たくさんの信頼ができる友人を作ることもできました。

  海外で得られたこれらの経験は将来私がビジネスを行う時も、自信となり大きな心の支えになってくれると思います。そして、日本の外に出たことにより、
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日本が本当に住みやすい国であることや日本には大切に守られてきた伝統や豊穣で彩り豊かな文化が存在すること、そして何より、侘びと寂びを重んじる日本の心が大変かっこいいことに気づかされ、自分が日本人であることに大きな誇りを持つことができました。語学力等が向上した以上に、自分自身のアイデンティティについて考えることができたことにとても意義を感じています。