今年の2月から8月までの7ヶ月間、派遣留学制度(認定留学)を利用し、フランスに留学しました。この制度では、留学する時期、国や都市まで自分で自由に選択することができます。入学手続き、ビザの手配、住居の確保などすべての手続きにおいて自己責任を伴うため、とても骨の折れる作業ですが、帰国後、留学先の大学で取得した単位が認められ、4年間で大学を卒業することが可能で、また、短期間(4ケ月以上)でも留学できるため、留学を希望する人はぜひ活用してほしい制度です。
留学というと英語圏を思い浮かべる人が多い中、私があえてフランスを選んだのは、フランス語専攻というのもひとつの理由ですが、良い意味でも悪い意味でもアメリカに偏っている日本から外に目を向け、視野を広げる大きなチャンスだと考えたからです。
フランスは独自の文化・芸術・人種に誇りを持った民族で、話すのが大好きです。彼らはよくホームパーティーを開きます。話題は家族・バカンス・趣味や政治まで様々で、午後8時の食前酒から始まり、最後のデザートは12時過ぎになることもあり、話が途切れることはありません。
この普段の会話からフランス人の気質を感じるとともに、私に多くのことを教え、楽しませてくれました。
また、授業中に世界中から集まった留学生と討論をする時にも、私の視野は何と狭かったのだろうと思わずにはいられませんでした。
日本の保守的な考え方・価値観が欧米諸国と比べ、とても遅れた、時代にそぐわないものであると改めて気づかされたのです。フランス語を通して彼らと交流できたことは私に新しい価値観を芽生えさせ、今後の生活を変化させるきっかけとなりました。
毎日の生活に追われることが多い今日この頃、ヨーロッパ特有のゆったりとした時間の流れの中で、自分自身を深く考えることができたのは大きな収穫でした。残り少なくなった学生生活ですが、限られた時間の中で自分を高め、悔いの残らないよう精一杯取り組んでいきたいと思っています。 |