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南山ブレティン153号
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 私のクラス
 第9回 「コメにこだわる」
黒沢 浩
 
コメにこだわるゼミ
略歴
くろさわ・ひろし
人文学部人類文化学科助教授 
専攻分野は「考古学・博物館学」。
長期テーマは「日本列島における農耕文化の研究」「博物館の社会学的研究」。
主な著書は「プラサート・スープラ北郡N2テラスの発掘調査―第21次調査報告」『アンコール遺跡調査報告書2000』、「南関東における弥生時代後期土器群の動向――二ツ池式土器の検討を中心に」『駿台史学』第124号、「五領遺跡出土土器の再検討に向けて――「五領式土器」見直しへの序説」『明治大学博物館研究報告』第9号。
担当科目は『人類文化学基礎演習』『人類文化学演習』『考古学実習I・II』『博物館実習』『考古学B』など。

 私は南山大学に赴任して2年目の新米教員。今年度初めてゼミを担当しました。わがゼミは一言で言うと「コメにこだわるゼミ」です。日本でコメが作られるようになったのは弥生時代のこと。それ以降、コメは日本列島に住む人びとの生活に大きな関わりをもちながら、今日に至っています。そうしたコメについて技術・社会・文化等、様々な側面から考えてみようというのがゼミの方針です。しかし、私には考古学しかできません。ですから、それらはすべて考古学的なアプローチによって研究されるのです。
 そしてもう一つのわがゼミの特色は、頭だけでなく体も使え!です。先日もフィールドワークで田植えの見学と農作業についての聞き取りをしてきました。読むと見るとは大違い。実際の農作業の現場に立ち会えて本当に勉強になりました。それから、農耕文化といえばお酒も欠かせません。でもこれはフィールドワークとは言いませんね。