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南山大学グランドデザイン改革テーマ

目標を実現するために、4つの改革テーマを掲げました。

1.教育対象の幅の拡大

これは年齢、国籍を問わず、教育対象の幅を拡大していくことであり、大学は18歳から22歳だけを対象としているわけではありません。また、日本人だけ、あるいは日本語を母語とするものだけに開かれているわけではありません。そのためにはキャンパス改善も含めたキャンパス使用形態の検討、募集制度改革、学部留学生の受け入れ強化、e-learningの導入検討ならびに強化、ユニバーサル受け入れ体制の実現などの計画・施策が必要となります。

2.学問領域の幅の拡大

本学は2000年に瀬戸キャンパスに初の理工系学部となる数理情報学部を立ち上げましたが、今後これを中心としてさらに理系の分野を強化していきます。どの分野にどの程度強化できるかは今後の課題となりますが、理系の強化を図っていくことになるでしょう。

3.教育・研究を中心とした社会貢献のさらなる強化

ビジョンを具現化した教育・研究を中心として、社会貢献をさらに強化していきます。

4.地域・企業・卒業生・海外との共生・協働の強化

地域貢献は今までもかなり意識的におこなっており、また、昨今企業との関係も強化されつつありますが、卒業生との連携はまだまだと言えます。同窓生も5万人規模になりましたが、どのように連携していくかが喫緊の課題といえましょう。さらに海外との共生・協働では、本学には外国人留学生別科があり、別科の卒業生の同窓会組織づくりをはじめています。もちろん、海外との連携は何も別科だけに限りませんので、海外の大学との一層の連携を考えます。平成18年度「魅力ある大学院教育」イニシアティブ(文部科学省)に採択された大学院人間文化研究科言語学科専攻の取り組みもそのひとつの先駆的な切り口となるでしょう。