改修前の建物MOVIE

南山大学リノベーションプロジェクト

南山大学

レーモンド・リノベーション・プロジェクト

建築家アントニン・レーモンド氏の設計思想である「自然を基本として」を継承

プロジェクト計画概要

既存教室等の改修、学生の居場所となるセミナー室等の整備、意匠性を維持するための外装改修、キャンパス内のユニバーサル化

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レーモンド氏の設計によりスタートした
南山大学キャンパス構想の歴史

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アントニン・レーモンド

  • レーモンド氏の構想
  • レーモンド氏が最初に山里の地を訪れ、 尾根に続く細い道を目にした時、南山大学校舎構想は決定した。「その土地の様子をみただけで私は即座に縦にも横にもダイナミックに広がる建築のアイディアを頭にうかべた。きわめて魅力的なその風景と草木を、できる限りそのままにしておかなければならない。ほとんど過ちをおかさない自然の巧妙なやり方で。」レーモンド氏は南山大学の建築を通して、自然との調和をはかり、また学問することの理想を形にした。

 ボヘミア地方グラドノ(現在のチェコ共和国)生まれ。1919年、近代建築巨匠のひとり、フランク・ロイド・ライトの助手として帝国ホテル建設のために来日。その後1973年に85歳で日本を去るまで、第二次世界大戦前までの18年間と戦後の26年間のあわせて44年間を日本に滞在し、自然と風土に根ざした実用的で美しい建物を作り出した建築家として知られている。また、日本独自のモダニズム建築を確立した建築家・前川國男や吉村順三から師と仰がれた。
 妻のノエミ・レーモンド氏は家具などのデザイナーであり、 民芸運動の創始者・柳宗悦をはじめ当時のすぐれた芸術家、思想家と親交をもったレーモンド夫妻は、日本の暮らしの中に生きる美、日本独自の伝統的な空間と生活の価値を深く理解した。南山大学における床のパターンや家具の一部は主にノエミ氏による。