南山大学

 

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本学大学院理工学研究科ソフトウェア工学専攻の学生4名が
情報処理学会第81回全国大会で人工知能とソフトウェア工学分野で学生奨励賞を受賞

2019年3月26日

2019年3月14〜16日に福岡大学で開催された情報処理学会第81回全国大会で本学大学院理工学研究科ソフトウェア工学専攻博士前期(修士)課程に在籍している白崎 悠太さん、加藤 聖也さん、宇野 聡将さん、野村 凌さんが、それぞれ下記の論文発表で学生奨励賞を受賞しました。

情報処理学会全国大会は情報技術分野において毎年開催されているわが国最大の学会で、学生奨励賞は学生セッションにおいて優れた研究発表に対して授与されます。発表内容は次のとおりです。

[ 白崎 悠太さん「学習モデルグラフ上での仮説検証に基づく機械学習モデル生成方法の提案と評価」 ]

機械学習と呼ばれる人工知能分野において自動車に搭載されているセンサの測定データからセンサの特性をモデル化する方法を提案しました。提案した方法を実際に多くの車種の自動車に搭載されているセンサの測定データに適用して、その特性をモデル化し、提案方法が有効であり、かつ、モデル化のための人手による労力が軽減できることを示しました。本研究は株式会社デンソーとの共同研究の成果です。

[ 加藤 聖也さん「機械学習によるグラフモデルOSS開発コミュニティ構造の特徴量分析方法の提案と評価」 ]

機械学習をソフトウェア開発へ応用する方法を提案しました。オープンソースソフトウェア(OSS)とよばれる世界中の技術者が協力して開発するソフトウェアがどのように変化するかを機械学習により分析する方法です。実際に利用されている10種類のOSSの過去10年間の開発データに適用し、これまで知られていなかった性質を発見しています。本研究の成果は国際会議でも発表しています。

[ 宇野 聡将さん「二重エッジアーキテクチャ設計方法の提案とMQTT-Bridgeを用いたプロトタイプによる評価」 ]

コネクテッドカーと呼ばれる通信機能をもった自動車からのデータを効率的に収集する方法を提案しています。MQTTと呼ばれる国際標準化された通信方式に基づき、複数のラズベリーパイを用いてデータ収集の効率を測定し、提案方法が通信する自動車の数が増えても効率的であることを示しました。

[ 野村 凌さん「モジュラーペルソナの設計方法の提案と評価」 ]

スマートフォンのアプリケーションを使いやすくする方法をペルソナと呼ばれる技術に基づいて提案しています。ペルソナとは利用者がスマートフォンなどを利用する傾向などをモデル化したものです。提案方法をLINEのアプリケーションに適用し、その有効性を示しています。

白崎さん(左)と加藤さん(右)

宇野さん 野村さん