南山大学

 

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本学大学院ソフトウェア工学専攻の2名の大学院生が情報処理学会
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2017(SES2017)で学生奨励発表賞を受賞

2017年9月6日

2017年8月31日〜9月1日に早稲田大学にて開催された情報処理学会ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2017で、本学大学院理工学研究科ソフトウェア工学専攻博士前期(修士)課程に在籍している松原百映さん、稲垣遥太さんが、それぞれ、学生奨励発表賞を受賞しました。
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウムは、ソフトウェア工学分野におけるわが国最大のシンポジウムです。ここで、学生奨励発表賞は学生による優れた研究発表に対して授与されます。

松原百映さんは「人と高度自動化システムの協調モデルに基づく安全性要求分析方法の提案と先進運転支援システム(ADAS)への適用評価」と題して発表しました。この研究は、最近注目されている自動運転や自動ブレーキシステムなどの自動車の高度な自動化システムと人との協調が安全性に及ぼす影響を分析する新しい方法を提案し,実際の自動車の先進運転支援システム(ADAS)を事例として適用し、提案方法が有効であることを示しました。今後、自動車の自動運転などの技術が急速に発展すると予想されていることから、この研究成果は社会への貢献が期待できます。

稲垣遥太さんは「グラフモデルを用いたOSSコミュニティ進化構造分析方法の提案と評価」と題して発表しました。この研究は、オープンソースソフトウェアと呼ばれる、世界中の技術者が協力して開発し、公開しているソフトウェアの開発の仕組みを、グラフを用いて理論的、かつ、定量的に分析する新しい方法を提案しています。提案方法を、主要な人工知能分野のソフトウェア開発に適用し、その4年間にわたる発展の仕組みを明らかにしました。この研究は、2017年3月に開催された国際ワークショップIWESEP2017(International Workshop on Empirical Software Engineering in Practice)で共著の加藤聖也さんがポスター発表を行い、ベストポスター賞(Best Poster Award)を受賞しています。このように、この研究は世界的にも先進的な成果であり、今後の発展が期待できます。


松原さんの受賞の様子 松原さんの発表の様子
稲垣さんの受賞の様子 稲垣さん(右)と共著の加藤さん(左) 稲垣さんの発表の様子