
電子書籍、電子ジャーナル、機関リポジトリ、等々、昨今の大学図書館をめぐる環境の変化は大きく、図書館や大学は対応に苦慮している。最近よく見られるようになった「ラーニング・コモンズ」も、このような変化に対応するための1つの方策なのであろう。
このような動きを、単なる「流行」としてみるのではなく、「30年先の大学図書館のために、今、何をしなければならないのか」を冷静に考えるための1つのきっかけとなることを願って、今回の講演会では、日本におけるDigital Library研究の第1人者をお招きし、大学図書館の置かれている状況についてDigital Libraryの視点から解説していただくこととした。
講演は、まず、デジタル化、ネットワーク化の意義について、基礎から説きおこすことから始まる。次にメタデータとその役割について解説し、さらに、図書館そのものについての議論へと展開していくことになろう。
杉本氏は京都大学で情報工学の博士を取得し、専門はソフトウェア工学であるが、メタデータやDigital Libraryという観点から、永年、図書館を考えてこられた方であり、今回のテーマにもっともふさわしい講演者であると思われる。
| [ 講演者 ] | 杉本重雄(筑波大学教授) |
|---|---|
| [ 日時 ] | 2012年11月9日(金)17:00-18:30 |
| [ 場所 ] | MB12 |