
2010年11月9日
絵を理解するコンピュータを研究しているとき、「不可能立体の絵」と呼ばれるだまし絵の中に立体として作れるものがあることを発見しました。それがきっかけとなって、目の前の立体を見ているのにありえない形やありえない動きだと感じる新しい錯覚現象も見つけました。そのような錯覚作品の一つは、今年の世界錯覚コンテストで1位を獲得することができました。絵を理解するコンピュータという地味な基礎研究からこんなふうに活動の場を広げることができた裏には、私の人生におけるいくつかの転機がありました。その一つは、夢を実現する技術があると主張する「夢工学」に出会い、それを実践してみたこと、もう一つは、研究に「経営」の視点を加えてみたことです。これには、それまでの自分を壊す勇気も必要でしたが、やってみてよかったと思っています。このような私自身の経験をご紹介して、情熱を持って生きるための技術について一緒に考えてみたいと思います。
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| 「なんでも吸引四方向すべり台」重力に逆らっ てボールが坂を上っていく…。 |
「立体イリュージョン」の例 |
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