南山大学

 
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第2回 南山大学・豊田工業大学 連携講演会 当日の様子

テーマ「環境」 ●日時 2007年10月21日(日)13:30〜16:00
●会場 南山大学名古屋キャンパスB11教室
●内容 本学と大学間連携協定を締結している豊田工業大学との第2回連携講演会が10月21日開催された。今回は統一テーマを「環境」とし、本学からは、丸山雅夫法科大学院教授/総務・将来構想担当副学長が「法制度は環境の味方になれるか?」、豊田工業大学からは、山口真史大学院工学研究科教授が「未来を拓く環境にやさしい太陽電池」と題した講演を行った。

会場校を代表して、ハンス ユーゲン・マルクス学長挨拶

連携趣旨と概要・実績等の紹介

南山大学と豊田工業大学では、この4年余りの間に、「教育・研究分野それぞれの資源の活用と教職員の交流」「単位互換や図書館の相互利用、課外活動他での学生交流」など教育面、研究面から事務管理部門に至るまで広範な分野において積極的な交流を図り、大きな成果をあげている。

講演(1) 「法制度は環境の味方になれるか?」

[ 講演者 ]

南山大学 法科大学院教授/総務・将来構想担当副学長 丸山雅夫

産業革命から高度経済成長期に顕在化してきた公害問題。我が国では、公害問題が浮上した後、事後的に公害対策法制が整備された。それが70年代からは環境権が提唱され、積極的な環境保護への動きが生まれるようになる。こういった流れの中で、我が国の法制度が果たしてきた役割を紹介するとともに、今日の環境問題が、地球温暖化など一国の問題ではなくその規模が全地球規模となっており、また世代を超えるものであるという認識のもと、果たして我が国の法制度がその味方になり得るのか?について講演を行った。講演後には、「法制度が環境の味方になってくれなくては困る。」といった積極的な意見や多数の質問が出るなど、「環境」への関心の高さがうかがえる講演となった。

講演(2) 「未来を拓く環境にやさしい太陽電池」

[ 講演者 ]

豊田工業大学 大学院工学研究科教授 山口真史

化石燃料の消費が地球環境に与える影響は、今日地球温暖化というかたちで顕在化してきている。
そんな中、注目を集めている太陽エネルギー、その魅力は資源の豊富さにある。地球上の降り注ぐ全太陽エネルギーは、地球上の全消費エネルギーの実に1万倍、日本に降り注ぐ全太陽エネルギーは、日本の全消費エネルギーの100倍と、限りある「化石燃料」に代わるエネルギーとして近年その利用が積極的に叫ばれている。日本においても、個人住宅用太陽光発電システムの開発により、各家庭でできる環境対策としてその利用は伸びており、さらなる普及のために、太陽電池の今以上の性能向上が期待されるところである。講演では、太陽電池のサンプルを会場内で回覧し、実物を見ていただくことで現在の太陽光発電についての見識を深めていただくとともに、未来を拓くエネルギーとして進められている研究について紹介された。