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| 江田信豊 教授 |
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| ■日時 | 2007年10月27日(土)14:00〜16:00 |
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| ■講演者 | 総合政策学部総合政策学科 教授 江田信豊 |
| ■テーマ | 外来種の脅威 ―崩れゆく日本の生態系とオーストラリアに見る環境保護― |
人間の活動に伴って、それまでその生き物が生息していなかった場所に持ち込まれた動・植物を「外来種」と呼びます。外来種は、すべてが必ずその場所で野生化し生息できるものではありません。しかし、まれに新しい環境に適応し在来の生物に悪影響を及ぼす例もあります。そして実際に被害が起きた場合、きわめて深刻な影響をもたらします。このような外来種のことを「侵略的外来種」と呼びます。今回は、この外来種が引き起こす問題や対策について考えてみます。


日本は、世界で類を見ないほどの自然美を有する国ですが、この自然環境を財産と考える人はそれほど多くはありません。日本が近代化の道を歩むとともに絶滅していった多くの動植物もあり、現在は外来種の無法地帯となってしまっています。また、国家政策による保護や保全活動も全く欠落しているといっていい状況です。日本の在来種や固有種を守るには、小学校の頃からの自然教育や環境教育が非常に重要です。また日本の大学教育の中にももっと自然博物学、環境教育が必要であり、それが将来の美しい日本を作る手がかりの一つと考えます。