![]() |
| 真野倫平 准教授 |
|---|
| ■日時 | 2007年6月16日(土)14:00〜16:00 |
|---|---|
| ■講演者 | 外国語学部フランス学科 准教授 真野倫平 |
| ■テーマ | 百年戦争とジャンヌ・ダルク |
フランス人にとって、ジャンヌ・ダルク(1412〜1431)は最も知られた歴史上の人物のひとりです。ジャンヌ・ダルクは平民出身の女性で、百年戦争(1337〜1453)の中でフランス王太子シャルル7世を助けて戦いました。シャルルは勢力を回復しましたが、ジャンヌ自身はその後敵軍に捕らえられ、火刑に処されています。
この話は、奇跡の物語として今日も語り継がれていますが、歴史を越えた一つの神話としても捉えられます。「歴史」と「神話」の境界線はどこにあるのか、ジャンヌ・ダルクの物語から考えてみました。
ジャンヌ・ダルクが活躍した百年戦争の背景について
ジャンヌ・ダルクの生涯と彼女にまつわるエピソード
百年戦争終結後の復権裁判による名誉回復、その後世間から忘却されたジャンヌ・ダルクと、文学者たちによる荒唐無稽な物語
フランス革命後、人々が求めた歴史の物語とこの時代の歴史家による新たなジャンヌ像



歴史のイメージは常に時代との関係において作られてきました。歴史学が発達してからも想像力の介する余地がなくなったわけではなく、それぞれの時代に応じた新しい人物像が作られます。ジャンヌの物語はそのような歴史のあり方をわれわれに示してくれます。