南山大学

 
News & Topics 2006年3月17日

南山大学連続講演会 「学科長が語る南山の現在(いま)

 名前から見る中世ヨーロッパの歴史

■詳細
開催日 5/27(土)
時間 14:00-16:00
講演者 ドイツ学科長  岡地  稔教授
専攻分野 西洋史学
講演タイトル 名前から見る中世ヨーロッパの歴史
詳細

 問題を2つ。中世ヨーロッパの歴史においては、よく渾名で呼ばれる人たちがいます。例えば「大帝」「懺悔王」「征服王」「赤髭王」「獅子公」「獅子心王」等々、と。中には渾名だけで誰だかわかってしまう人もいます。そもそも何故渾名で呼ばれるのでしょう。フランス革命で処刑されたルイ16世の父の名はルイです。その父の名もルイ(15世)で、その父の名もルイで、その父の名もルイで、その父の名もルイ(14世)で、その父の名もルイ(13世)でした。一族内で累々と続く、ルイはルイを呼ぶ類の親子たちは、中世においては実はよく見うけられました。何故同じ名がつけられたのでしょう。名前のありようは、各民族に特有なものであり、かつ、その時々の社会の一側面を映し出しています。この講演では、知られているようでその実あまり知られていないヨーロッパ中世における名前について紹介し、それが当時の親族意識にどう関わっていたかを考えていきたいと思います。

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