南山大学

 
News & Topics 2006年3月17日

南山大学連続講演会 「学科長が語る南山の現在(いま)

 漱石の手ざわり

■詳細
開催日 5/13(土)
時間 14:00-16:00
講演者 日本文化学科長  細谷  博教授
専攻分野 国文学(近代・現代)
講演タイトル 漱石の手ざわり
詳細  漱石はもう100年も前の作家です。それがなぜいまだにこれほど人気があり、読まれているのでしょうか。もちろんそれは漱石文学の魅力によるわけですが、そこには100年前も今も同様に〈近代以降〉を生きる私たちの姿があるのだと思います。「漱石の手ざわり」といっても実際に手でさわるのではありませんが、あたかも目から心へとふれてくるような、ゆたかで生き生きとした漱石作品の言葉をめぐるお話をしたいと思います。
  特に取り上げるのは、大正3年の『こころ』です。大正3年といえば、世界で大変な事件が起こった年であり、数年前には日本も大きな節目を迎えました。それが『こころ』の中にも直接響いています。さらに、時代のただ中にあるだけでなく、あるたしかな〈出会い〉のかたちがそこにはある。それはもう冒頭を読んだだけでわかります。いまもロングセラーで大学生もよく読んでいる小説『こころ』の魅力を一緒にさぐってみましょう。
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