南山大学

 

南山大学 国際化の取り組み

海外実習

総合政策学科 NAP(フィリピン) フィリピン語を学び、異文化に触れる。

フィリピンの有名私立アテネオ・デ・マニラ大学にて、フィリピン語学習とフィリピン文化体験プログラムを実施しています。夏季期間に4週間実施されるこの実習では、語学学習や文化体験の他、学生が主体となってフィリピンについて、様々な調査を行うことにより、アジア諸国に対する異文化理解力を高めることを目的としています。

※ NAP:南山短期アジア留学プログラム

実習内容

春学期における事前授業を通じて、しっかり目的設定を行う。
夏及び春に実際されるNAPへ参加する学生は事前授業を受けることになっています。学生全員が出席する全体講義(東アジアの歴史、政治学、文化)の他に、3〜4回にわたって国別授業も設けています。NAPフィリピンの国別授業では、ほとんどの学生がフィリピン語を履修していないため、瀬戸キャンパスのフィリピン人留学生を招いて、挨拶やハングル文字の授業を実施しています。その他に、現地での学生発表のためのプランニングと準備(調査内容、小チーム分け、調査方法等)もしっかり行い、学生一人一人の研修プログラムに対する目的設定を高めるようにしています。

アテネオ・デ・マニラ大学でのフィリピン語学習・フィリピン文化研修は、日比の異文化理解を深める。
アテネオ・デ・マニラ大学の国際関係センターで、学生のレベルに合わせたフィリピン語の授業を毎日受講します。また、フィリピン文化に触れる体験授業としてフィリピン陶芸。料理づくり体験なども行われます。これは、日本との類似点や相違点に触れて、改めて自分の文化や伝統について考える機会にもなります。フィリピンは英語が共通言語であるため、フィリピン社会、政治、経済等に関する特別講義は英語で受けることができます。講師はテーマによって変わりますが、アテネオ・デ・マニラ大学所属の教員が中心であり、他に全国NGO連盟の代表などによる講義もあります。更に、これらの講義を受けた後、国会議事堂、NGO事務室、小学校、私営ゴミ修理場などをフィールドトリップとして見学するので、フィリピン社会についてより知識を深めることができます。その他に、ケソン市の市場体験、地方での一泊二日のホームステイ、そしてフィリピン中央部にあるパナイ島への5泊6日の旅もあり、フィリピンの都会や歴史的に有名な場所を見学することも生活様式の理解に繋がります。

以下は、2012年度に行われた文化体験授業(例):


フィリピンの料理、フィリピン陶芸づくり、ボランティア体験

マニラ市内・国会・ゴミ回収施設・NGO本部のツアー

一泊二日のホームステイ、ルソン島中央のアンガット県にある有名NGO Gawad Kalingaが開発した農村

パナイ島への5泊6日旅行、環境活動(無人でのゴミ回収と調査)、学校訪問など

大きな存在となるアテネオ・デ・マニラ大学生たちと、互いに学び合う。
現地プログラムにおいて大きな存在となるのは、協力してくれるアテネオ・デ・マニラ大学の大学生です。南山大学生1人に対し、アテネオ・デ・マニラ大学生が1人ずつ付いて学びをサポートするチューター制度などは、このプログラムの特色の一つです。また、日本語を学習しているアテネオ・デ・マニラ大学の日本語・日本文化学科生と一緒に文化体験を受けますので、日本語でお互いの国について話す事もできます。プログラム終了後には語学力はもちろん、フィリピンの文化に対する知識も著しく高まるプログラムとなっています。

今後の勉強に活かせる学びの場となる。
研修後は、秋学期に、現地調査及びフィールドワークについて他のNAP学生と引率教員、そしてNAPを検討中の一年次生の前で約45分間の発表会をしなければなりません。フィリピンNAPは他の夏NAPの研修と違って、最後の成果として現地プログラムの中でも発表することになっているため、日本帰国後にさらに磨きをかけた内容が要求されます。内容は年によって異なりますが、どれも異文化理解だけでなく、アジアにしっかりと目を向ける総合政策学部の学びに活かせる内容となっています。

参加学生の声

総合政策学科

飯谷雄一郎さん

(2年次に参加)

私は今年の8月、フィリピンNAPに参加しました。私はフィリピンでフィリピン語を学ぶと共に自分の英語力は実生活の中でどのくらい通用するのか、また活きた英語の中で生活してみたいと思い参加しました。実際に生活してみるとメールなどの活字での会話はしっかりできましたが対話の際はスムーズに会話することができませんでした。今回のフィリピンNAPを通してフィリピン語も英語も学べたことがよかったと思いました。特にこれまで英語を学んできましたが実際に使う機会が少なかったため、現在の自分のレベルがどれぐらいなのか、分かったことがフィリピンNAPで最もよかったと思うところです。今後はフィリピンで発見した自分の弱点を磨き、自分の武器にして今後のキャリアに活かしていきたいと思いました。異文化や価値観の違う人々に触れることと共に自分の大きな財産になったと思いました。

学びの内容

学生一人一人のレベルに合った語学研修。
アテネオ・デ・マニラ大学においてフィリピン語教員によるフィリピン語授業を受講します。授業開始日にプレイスメントテストを行いますので、学生一人一人のレベルにあった語学研修になります。基本的に午前中に授業を二回(基礎と応用)受講し、会話及び文字を中心に学習します。尚、午後にはチューターによる個別指導の時間を設けて、宿題、会話、読み書きを実施しています。
フィリピンに対する異文化理解力を養う。
様々なフィリピン文化に触れる体験授業を実施しています。また、現地学生との交流により、フィリピンについての理解を深めます。
現地校での発表を通してフィリピンに対する知識度をはかる。
授業最終日にフィリピン語のテストを受けて、フィリピン語で発表を行います。現地の学生等との交流やフィードワークや調査結果に基づいて、フィリピンと日本の違いと類似点について学生の目線から発表します。

基本情報

海外実習先 フィリピン アテネオ・デ・マニラ大学
滞在地域 ケソン市(マニラ周辺)、ほか
期間 8月2日〜29日
参加費用 25万円
参加人数 約15名

スケジュール

1日目 アテネオ・デ・マニラ大学着 大学周辺寮泊
2〜16日目 アテネオ・デ・マニラ大学における語学及び文化体験授業受講と見学

・チューターとの個別レッスンの開始

・メトロ・マニラ市内観光、旧市街ツアー、午後の公演、ボランティア体験、国会議事堂などの訪問

大学周辺寮泊
17〜18日目 ホームステイ

・農業体験

・ホスト・ファミリーとの交流

・Gawad Kalingaの活動の見学

Gawad Kalinga村泊
18〜22日目 再び、大学における語学及び文化体験授業受講

・フィリピン語授業

・文化体験授業

大学周辺寮泊
22日目

・フィリピン語のテスト

・最終発表

・修了式

大学周辺寮泊
22〜27日目

・パナイ島旅行

・小学校訪問と生徒との交流、フィリピン国立大学ビサヤス校授業参観

・イロイロ市周辺見学

・無人島体験及びゴミ回収と調査

Basang Basa Resort泊
28日目 帰国  

※スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。