南山大学

 

南山大学 国際化の取り組み

海外実習

総合政策学科 政策研修プログラムA(台湾) 台湾の古都で中国語を学び、異文化や歴史に触れる。

台湾の台南市にある国立成功大学で夏休みに3週間実施されます。「台湾NAP」では中国語の語学学習、台湾の文化体験、見学ツアー、ホームステイなどのプログラムの他、事前授業での準備をふまえて、それぞれが取り組むテーマについて聞き取り調査や観察などのフィールドワーク(現地調査)を行います。こうした体験を通じてグローバル人材としての素養と現地社会に対する理解力を高めることを目的としています。

※ NAP:Nanzan Asia Program

実習内容

事前授業で研修先の文化や社会を学び、現地調査の準備を行う。
事前の国別授業では、歴史や文化、政治・経済などの台湾社会について学び、基礎知識を身につけるとともに、現地調査のテーマを設定します。また、調査テーマごとにグループ分けを行い、グループごとにテーマに関する社会的背景や現状を把握しつつ、具体的な調査内容や調査方法などについて準備します。事前授業のまとめとして、グループごとに調査計画の発表を行うことで、プレゼンテーションの技能も習得します。こうして学生一人一人が研修に対する目的意識を高めていくように、準備をしっかり行います。

国立成功大学での中国語学習・台湾文化研修を通じた異文化理解。

国立成功大学の華語中心(中国語センター)で約3週間、中国語を学習します。午前中は約10名ずつのクラス授業があり、午後は、成功大学の大学院生が語学チューターとなり、南山大生2名につき1人が割り当てられて復習等を行います。クラス授業では中国語と英語のみが使用されるため、最初は不安に感じるかもしれませんが、先生方はとても丁寧に、分かるまで教えてくれます。また、南山大生1名につき1人の成功大学の学生が「語言交換」(会話練習)の個別チューターとしてつきます。

さまざまな文化体験(以下参照)に加えて、個別チューターの学生さんたちとの夜市(夜の屋台街)散策やカラオケ、さらに、1泊2日のホームステイを通して、台湾の人々の日常生活に接する機会もあります。

滞在する台南市は日本でいうと京都にあたる、台湾の中でも歴史のある都市であり、「原住民」(先住民族)の文化やオランダ統治時代、日本の植民地時代の面影を残す遺跡や伝統的な寺院が多くあり、休日や授業後に気軽に見に行くこともできます。プログラムにも台南市内見学や台南近郊への日帰り旅行が組まれています。

このようなプログラムを通して、台湾の歴史・文化を深く理解することができ、台湾と日本とのさまざまな形での関わりを振り返ることができます。

2018年度の文化体験、見学ツアー(例):

書道・茶道

剪紙(切り絵)

台湾家庭料理

台北市内・夜市見学

阿里山(日帰り旅行)

ホームステイ(1泊2日)

成功大学の学生たちと、互いに学び合う。
このプログラムでは、成功大学の学生の皆さんが南山大生にとって非常に大きな存在となります。大学院生の語学チューターとの復習の時間は中国語の学習にとって大きな力になります。さらに、個別チューターは「語言交換」で中国語での話し相手になる他、日帰り旅行や文化体験にも同行します。チューターの学生さんたちと毎日のように会うことで、研修プログラムが終わる頃には親友といってもよいくらいの間柄になることも多いです。同世代の学生との交流を通じて、中国語の語学力だけでなく、台湾の文化や社会に対する理解も深まるプログラムとなっています。
今後の勉強に活かせる学びの場となる。
研修後の第3クォーターにフィールドワークの発表会があります。全体授業としての発表会には他国へのNAPの履修者も出席する他、自由参加形式で行われますので、NAPに関心がある学生が学年や所属学部を問わず参加できます。現地調査の内容や結果について、分かりやすく、魅力的に、簡潔に伝えることは、当日のプレゼンテーションの経験だけでなく、それまでの準備も含めて、今後の総合政策学部での学びに大いに役立つことでしょう。

参加学生の声

総合政策学科

高田歩美さん

(2018年度台湾NAPに参加) 

台湾は日本の九州ほどの面積ですが、実に多くの文化や民族が共生する多民族社会です。私は今まで日本で暮らしていて、多少方言の違いはあれ、同じ日本人というアイデンティティの中で生活してきたので、その違いに驚きました。私がお世話になったホストファミリーは原住民と北部客家人の夫婦でしたが、決して自分と違う民族や文化を否定せず、お互いの文化を尊重しあって生活しています。成功大学の学生もまた、台湾内の他の民族の学生はもちろん、世界各国からの留学生と仲良く切磋琢磨して勉強に励んでいることに惹かれました。

私は台湾NAPに参加することが決まって、初めて中国語を勉強しました。去年第二外国語で中国語を専攻した仲間と比べて大きなディスアドバンテージを抱えての授業でしたが、講師の先生はグループ学習やペア学習を通して根気よく教えてくださいました。成功大学では台湾人の友達を作ることもでき、今でもSNSでやり取りをし、半年後また会いに行く予定です。たくさんの思い出と素敵な縁に巡り合えて、このプログラムに参加して良かったと感じています。

学びの内容

学生一人一人のレベルに合った語学研修。
国立成功大学において中国語教員2名による中国語授業を受講します。基本的に午前中に授業を受講し、会話及び文字を中心に学習します。尚、午後には大学院生の語学チューターによる個別指導による復習の時間が毎日設けられ、宿題、会話、読み書きを実施しています。
台湾に対する異文化理解力を養う。
多様な台湾文化に触れる体験授業を実施しています。また、現地学生との交流により、台湾についての理解を深めます。
現地校での語学試験と、帰国後の報告発表会で台湾NAPの成果を確認する。
成功大学での授業最終日に中国語のテストを受けます。また帰国後には、現地の学生等との交流、フィールドワークや調査結果に基づいて、事前学習で各自・各グループが設定したテーマについて、独自性のある完成度の高いプレゼンテーションを行います。

基本情報

海外実習先 台湾 国立成功大学
滞在地域

台南市(タイナン)

※台南市は日本でいうと京都にあたる、台湾の中でも歴史のある都市です。台湾先住民族の文化やオランダ統治時代、日本植民地時代の面影を残す遺跡や伝統的な寺院が多く見られます。

期間 8月4日〜26日(※2018年度実績)
参加費用 35万円(※同上)
参加人数 約20名

スケジュール(2018年度)

1日目 中部国際空港→台湾桃園国際空港→新幹線桃園駅→新幹線台南駅(成功大学による出迎え)→ 国立成功大学着 成功大学
学生寮泊*
2日目 自由行動
3日目 始業式
中国語学習開始
・中国語授業/語学チューターとの学習
4〜7日目 成功大学でのプログラム

・中国語学習/文化体験(茶道、剪紙)/夜市見学・台南市内見学

8日目 阿里山日帰り旅行
9日目 自由行動
10〜14日目 成功大学でのプログラム
・中国語学習/文化体験(書道、台湾料理)/カラオケ
14〜15日目 ホームスティ(1泊2日)(※15日目は学生寮泊) ホームスティ
16日目 自由行動 成功大学
学生寮泊
17〜21日目 成功大学でのプログラム
・中国語学習/文化体験(中国の伝統医学)
22日目 期末試験/修了式
23日目 帰国

※スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。

*二人部屋。基本的には南山大生同士で割り当てられますが、現地学生と相部屋になる場合もあります。