南山大学

 

南山大学 国際化の取り組み

海外実習

アジア学科 海外フィールドワークB(インドネシア) インドネシア語の集中学習に加え、現地の文化や社会に直に触れて深く学ぶ。

生活体験の中でことばを学ぶ。
本プログラムは、外国語学部アジア学科の学生を対象に開講されているインドネシア語の授業を1年間履修し、しっかりと語学の基礎を身につけた学生が、短期間の海外フィールドワークを通じてインドネシア語を集中的に学習し、高度なコミュニケーション能力を獲得することを目的とするものです。また、インドネシア人の家庭でのホームステイを通してインドネシアの人々と一緒に暮らすことから見えてくる文化や社会に関する知識を習得することも目的としています。

フィールドワークの内容

サナタ・ダルマ大学での少人数教育とフィールドワークが成長のカギ。
サナタ・ダルマ大学では、「聴く・話す・読む・書く」の4つのスキルを総合的に学びます。3〜5名の少人数のクラスに分けて、授業は基本的にインドネシア語のみで行われるので、聴力を飛躍的に伸ばすことに繋がります。学生達と年齢の近いインストラクターは、インドネシア語を教えることにおいて経験の豊かな方が多く、そのため親近感を持って学習を進めることができます。また、インドネシア語を実践的に使う「ミニ・フィールドワーク」で、伝統市場(パサール)に行ったり、ガムランを学んだりします。

インドネシア人学生とのプレゼンは、互いの国を知る貴重な機会。
サナタ・ダルマ大学文学部のインドネシア学科の学生たちを聴衆としてセミナーを開催します。日本の「遊び」、「おふろ」、「お弁当」といった生活文化や、「ゆるキャラ」など様々なテーマについて、グループでプレゼンテーションを行います。また、実際に色紙で折り方を教えたり、インドネシア語版のカルタを用意してカルタ取りをしたりします。インドネシア人の学生達が興味を持ってくれる情報をインドネシア語で伝えるとともに、活発な意見交換をすることができ、語学力を試す意味でも意義深いセミナーです。

銀細工。バティック。作ることで、インドネシアの文化を直に知る。
インドネシアの文化を体験できる文化実習はふたつの工芸教室が用意されています。ひとつは銀細工工房での指輪作り。もうひとつは「バティック(ろうけつ染め)」工房で、白綿布に各自がデザインした絵柄に色染めをします。もちろん、この文化実習もインドネシア語で説明がされますので、語学の実践力を試す機会にもなります。

ホームステイでより親密に。友情はその後も続く。
フリータイムは、平日は学生同士で買い物に出かけたり、スポーツをしたり、またお互いのホームステイ先の家庭を訪ね合ったりして過ごします。週末には、友人同士で出かける人もいますが、ホームステイの家族とともに、出かけたりする人もいます。そのような交流の中でも、多くの学びがあるのが、ホームステイの素晴らしいところです。

参加学生の声

アジア学科

山本菜摘さん

(1年次にアジア言語実習B
参加)

※旧実習名

この実習に参加し、普段の授業で学んだ言語を、現地の教員や学生、ホームステイ先の家族との会話を通して実践することができました。インドネシアの民族・文化の多様性に関しては、バティック製作体験やフィールドスタディに参加し、実際に自分の目でみて肌に感じる機会を持つことができました。また、大学の授業以外に、休日には街へ出かけて、街の人々と触れ合うことも貴重な体験となりました。自分の話す言葉が通じる喜びを経験したことは、帰国後の勉強意欲の向上にも繋がっています。そして、このとき知り合った人たちとは今でも連絡を取り合っています。私はこの経験によって、更にインドネシアについて理解を深めたいという気持ちが高まり、1年間留学することを決めました。

学びの内容

インドネシア語の運用能力が格段に上がる。
本プログラムによってもたらされる効果は、まず参加者自身のインドネシア語運用能力の向上です。さらにその言語が使用されている地域に対する興味関心を呼び起こし、更なる学習へのモティベーションが高まることを期待しています。
学んだインドネシアの事情についてレポートを作成。
帰国後には、実習期間中に学んだ文化や社会の中からあるテーマを取り上げて、全ての学生がインドネシア語でレポートを作成します。そのレポートの内容について、参加した学生を前にインドネシア語でプレゼンテーションを行い、一連の実習が修了します。

基本情報

海外実習先 インドネシア
滞在地域 サナタ・ダルマ大学
京都と姉妹都市の古都ジョクジャカルタにあるカトリック系の私立大学です。規律ある教育が内外で高い評価を受けています。
期間 6月〜7月にかけての3週間
参加費用 約26万円(実費、2017年度アジア言語実習Bより)

スケジュール

事前授業 12コマ(インドネシアの歴史と社会・インドネシア語会話・海外実習の心得)
第1週目 インドネシア語の授業、フィールドスタディ(市場見学)、ジョクジャカルタ市内の王宮やボロブドゥールなどの史跡ツアー
第2週目 インドネシア語の授業、日本文化紹介のセミナー、文化実習(銀細工、バティック)
第3週目 インドネシア語の授業、サナタ・ダルマ大学学生とのディスカッション
事後授業 2コマ(実習の総括)

※2017年度アジア言語実習Bより。スケジュールは年度によって変更になる場合があります。