
- 春休みを利用した3週間の言語実習。生活体験の中でことばを学ぶ。
- 本プログラムは、外国語学部アジア学科の学生を対象に開講されているインドネシア語の授業を1年間もしくは2年間履修し、しっかりと語学の基礎を身につけた学生が、短期間の言語実習を通じてインドネシア語を集中的に学習し、高度なコミュニケーション能力を獲得することを目的とするものです。また、同時にインドネシア人家庭でホームステイを行うことを通じて、インドネシアの人々と一緒に暮らすことから見えてくる文化や社会に関する知識を習得することも目的としています。
実習内容

- サナタ・ダルマ大学での少人数教育とフィールドワークが成長のカギ。
- サナタ・ダルマ大学では、オーラル・コミュニケーションに重点を置き、5〜6名の少人数のクラスに分けて会話を中心にした授業が行われます。基本的にインドネシア語のみで行われるので、聴力を飛躍的に伸ばすことに繋がります。学生達と年齢の近いインストラクターは、インドネシア語を教えることにおいて経験の豊かな方が多く、そのため親近感を持って学習を進めることができます。また、毎週テキストで学んだ項目、例えば、修理屋や伝統医療などの現場を訪れて、インドネシア語を実践的に使う「ミニ・フィールドワーク」も行います。

- インドネシア人学生とのプレゼンは、互いの国を知る貴重な機会。
- サナタ・ダルマ大学文学部のインドネシア学科の学生たちを聴衆としてセミナーを開催します。日本の遊び、食べ物、年中行事など様々なテーマについて、グループでプレゼンテーションを行います。また、実際に紙を配っており紙を教えたりもします。インドネシア人の学生達が興味を持ってくれる情報をインドネシア語で伝えるとともに、活発な意見交換をすることができ、語学力を試す意味でも意義深いセミナーです。

- 銀細工。バティック。作ることで、インドネシアの文化を直に知る。
- インドネシアの文化を体験できる文化実習が2週目と3週目に行われます。一回目は銀細工の工房での指輪作り。二回目はジョグジャカルタ市の名産である「ろうけつ染め」(バティック)の工房で、各自がデザインした絵柄を布に染めます。もちろん、この文化実習もインドネシア語で説明がされますので、語学の実践力を試す機会にもなります。

- ホームステイでより親密に。友情はその後も続く。
- フリータイムは、平日は学生同士で買い物に出かけたり、スポーツをしたり、またお互いのホームステイ先の家庭を訪ね合ったりして過ごします。週末には、友人同士で出かける人もいますが、ホームステイの家族とともに、出かけたりする人もいます。そのような交流の中でも、多くの学びがあるのが、ホームステイの素晴らしいところです。
参加学生の声

アジア学科
藤田佑介さん
(1年次に参加)
インドネシアにはさまざまな地方語をもつ多くの民族が存在しています。私が通ったジャワ島にある大学には、インドネシア国内だけでもスマトラ島やバリ島などあらゆるところから学生が来ていました。こうした状況の中で私は、国語である「インドネシア語」が多様な民族と言語をまとめ、一つに繋ぐ鎖のような役割をはたしていると学ぶことができました。また、インドネシアに行き、現地の人とのふれあいで感じていた「寛容さ」は日本とは異なり、さまざまな民族が共存し、調和している環境だからこそ育まれるものであるように強く感じました。このように異文化に触れることで、新たな感じ方、考え方を見つけることができたので、言語実習に参加して良かったと思います。
学びの内容
- インドネシア語の運用能力が格段に上がる。
- 本プログラムによってもたらせる効果は、まず参加者自身のインドネシア語運用能力の向上です。さらにその言語が使用されている地域に対する興味関心を呼び起こし、更なる学習へのモティベーションが高まることを期待しています。
- 学んだインドネシアの事情についてレポートを作成。
- 帰国後には、実習期間中に学んだ文化や社会の中からあるテーマを取り上げて、全ての学生がインドネシア語でレポートを作成します。そのレポートの内容について、参加した学生を前にインドネシア語でプレゼンテーションを行い、一連の実習が修了します。さらに、本プログラムに参加しなかった学生に対して波及効果をもたらすことを目的として、先に行ったインドネシア語のプレゼンテーションの中からいくつかを選び、今度は日本語で体験談を話します。
基本情報
| 海外実習先 | インドネシア |
|---|---|
| 滞在地域 | サナタ・ダルマ大学 インドネシアの古都と呼ばれるジョグジャカルタ市にある私立の教員養成大学を母体とする大学で、南山大学と同様にカトリック精神に基づく教育を行っています。 |
| 期間 | 2月〜3月にかけての3週間 |
| 参加費用 | 実習費用(約1000米ドル:授業料、ホームステイ、を含む)と航空運賃を含み約20万円。 |
スケジュール
| 第1週目 | インドネシア語の授業フィールドスタディ(市場見学)、ボロブドゥール遺跡ツアー |
|---|---|
| 第2週目 | インドネシア語の授業、フィールド・スタディー(独立記念式典参加)、サナタ・ダルマ大学学生とのセミナー、文化実習(銀細工) |
| 第3週目 | インドネシア語の授業および、フィールド・スタディー(伝統医療)、文化実習(バティック) |
※スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。

