
- いざ、ドイツへ!!
- 大学で学んだドイツ語を、ドイツの知識を体一杯に詰め込んで、いざドイツへ!自分の知性、肉体、感性を動員してドイツを体験することが「ドイツ語実習」の第1の目的です。 書籍、マスメディア、大学などで得たドイツについての知識、それによって形作られたドイツについての自分の理解、イメージが正しいのか、または別の事実が隠されているのか、皆さんが習得したドイツ語を駆使して確認したり、探求したりする作業が始まります。
実習内容

- ヨーロッパ、中東、南米、アジア人! 目標はドイツ語・ドイツ文化!
- 各10人程度で構成されるクラスでは、様々の国籍の人々がドイツ語を学んでいます。彼らとドイツ人教師、そして貴方! ドイツ語での異文化コミュニケーションの始まりです。他の外国人学生が引き起こすコミュニケーション渦の中で最初は戸惑う日本人の貴方!思い切ってその中に飛び込みましょう。「習うより慣れろ」!この渦の中で、貴方は確実に変わっていきます。

- デュッセルドルフ大学現代日本学の学生との交換授業(Tandem)
- 毎週水曜日、午前と午後にはそれぞれ3時間余りの、デュッセルドルフ大学現代日本学専攻学生と南山大学学生間の日・独両言語による交換授業(Tandem)が開催されます。テーマを決め、それについてドイツ語に時間・日本語の時間という言葉の配分を正確に守りながら、討論会、情報交換会が開かれます。日・独6−7人名くらいの小さなグループを複数作り、そこで、最後には身振り手振りまで使って、必死の、しかし楽しいコミュニケーションが繰り広げられます。
- 「リア充」という言葉を手がかりに日本学生の男女関係が、「KY」で日本の社会について、また反対にこのキーワードを切っ掛けにドイツ社会について議論が及ぶこともあります。

- フィールドワークは知の楽しみ
- フィールドワークのテーマは様々です。「ドイツのテクノ音楽」、「環境意識」、「日・独生活習慣の相違」、「ドイツ女性の地位」、「ドイツの教育問題」etc.
- 数多くのドイツ人に質問しなければならないテーマ、自分の足で、目で、耳で情報を集めなければならないテーマ。授業の合間を縫って、また週末の自由時間を使って現地調査を行います。日本で事前に調べた事実が確認出来ること、または事実は同じでも感じ取るニュアンスが違う事、さらには新しい事実など、皆さんの頭の中では、実習の後に提出する「研究レポート」の内容がどんどんふくれあがってきます。「ドイツ語実習」終盤にかかると、集めた情報を分析、整理して報告書に仕上げます。

- 自由時間を充実させる
- デュッセルドルフには、色々な文化施設が有り、「K20州立美術館」にはピカソ、カンディンスキー、P.クレーなど20世紀の代表的な絵画コレクションがあります。また、「ドイツ・オペラ・アム・ライン」、「デュッセルドルフ・コンサートホール」、「デュッセルドルフ劇場」などでは、オペラ、クラシックコンサート、演劇が楽しめますし、「フィリップス・ホール」では、ポップやロックコンサートが行われます。更に近隣都市のケルン(大聖堂)、アーヘン(カール大帝)、ボン(ベートーベン・ハウス)、ブッパータール(現代バレー)、ゾーリンゲン(刃物)、ネアンデルタール(原人)にまで足をのばせば文化、歴史的体験の可能性が広がります。また、著名な現代建築家たちによって建てられた建物が集まった地区や旧市街と呼ばれる、デュッセルドルフの昔の姿を垣間見られる一角もあります。スポーツでは、ドルトムント、ゲルゼンキルヒェン,ケルン、ボーフムなどには有名なサッカークラブがあり、日本人選手も活躍しています。
- 様々な角度から、ドイツについて自分なりの学びを見つけましょう。
参加学生の声

ドイツ学科
天満江里さん
(1年次に参加)
私が1年生の時に参加したドイツ語実習では、世界各国からきた留学生が学ぶ、語学学校に通いました。そこで、授業を受けてみてはじめて気づいたことは、他の留学生のコミュニケーション能力の高さでした。文法は、正直言って私たちも負けてはいませんでしたが、最初は、失敗を恐れて話すのを控えていたと思います。しかし、毎日彼らと共に学ぶことによって刺激され、積極的にドイツ語で発言できるようになりました。
学校以外の生活では、オランダ、ベルギー、ケルンへの小旅行や、ドイツ人の友人宅でのホームパーティや、ドイツ人学生と共に食事に出かけたことが一番印象に残っています。また、ホストファミリーもとてもいい人で、不自由なく生活できました。
学びの内容
- ドイツ語を学ぶからドイツ語で学ぶへ。
- ドイツ人と直接コミュニケーションを取ることにより、それまで文字や映像によってしか伝わってこなかったドイツ人の生活、考え方、感じ方、振る舞い方を、実際に身近で体験することが出来ます。朝、ドイツの家庭で目を覚まし、ドイツの朝食を取り、自分で電車・バスの切符を買い、学校へ。ヨーロッパ各地、ロシア、中東、南米などから、“ドイツ語・ドイツ文化“を合い言葉に集まった人々との、ドイツ語による異文化交流の始まりです。そこでは、ドイツ文化に留まらず、世界の多様な文化を ドイツ語を通して知ることになります。
- 生きたドイツを知ろう。
- ドイツに行く前に行われる事前授業では、ドイツでのフィールドワークの準備が行われます。ドイツについての様々のテーマの中から自分が一番興味のあるものを選び出し、まずそれについて日本語文献で徹底的に調べます。その知識をもとにドイツでのフィールドワークが始まります。もちろん前もってフィールドワークの方法も考えなければなりません。ドイツ人に対する聞き取り調査、アンケート用紙による調査、自らの足を使っての情報・資料収集。そのためには、日々実践的なドイツ語能力を養わなければなりません。現地では、否応なしに日本で蓄えた知識、経験が全面的に試されることになります。
基本情報
| 海外実習先 | ドイツ連邦共和国デュッセルドルフ市「国際コミュニケーション研究所」 (Institut für Internationale Kommunikation, Düsseldorf ) 以下IIKと略 |
|---|---|
| 滞在地域 | 受け入れ機関IIKがあるデュッセルドルフ市は、ヨーロッパにおける日本企業の活動拠点の一つであり、多くの日本人が居住しています。デュッセルドルフ市には、日本総領事館もあり、7000人余りの日本人が居住しています。町は治安も比較的良く、また、市内および近隣都市には美術館、博物館、劇場、コンサートホールも数多く、学生の文化的な欲求を満たすのには十分な町です。参加者は、IIKによって厳選されたドイツ人家庭でホームステイすることになります。 |
| 期間 | 毎年3月(春期休暇中)の1ヶ月 |
| 参加学生 | ドイツ学科1〜3年生 25名 |
| 参加費用 | 約30万円 |
スケジュール
| 1日目 | 中部国際空港から、デュッセルドルフ空港へ。 |
|---|---|
| 2日目 | IIKでクラス分けテスト。午後授業開始。 |
| 3日目 | 終日IIKで授業。デュッセルドルフ大学近代日本学科による歓迎パーティー。 |
| 4日目 | デュッセルドルフ学生と第一回目タンデム(日・独交換授業) |
| 5〜6日目 | IIKで授業 |
| 7日目 | ブリュッセル 見学 |
| 8日目 | 自由時間 |
| 9〜10日目 | IIKで授業 |
| 11日目 | 第二回タンデム |
| 12〜13日目 | IIKで授業 |
| 14日目 | アムステルダム 見学 |
| 15日目 | 自由時間 |
| 16〜17日目 | IIKで授業 |
| 18日目 | 第三回タンデム |
| 19〜21日目 | IIKで授業 |
| 22日目 | 自由時間 |
| 23〜24日目 | IIKで授業 |
| 25日目 | 第四回タンデム |
| 26日目 | 最終試験 |
| 27日目 | デュッセルドルフ空港から、中部国際空港へ。 |
※スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。

