南山大学

 

南山大学 国際化の取り組み

海外実習

英米学科 海外フィールドワーク 英語を使って英語「で」専門的な内容を学び、異文化理解力と発信力を育む場。

アメリカのディキンソン大学での英語による講義の受講とともに、カーライル市をはじめ、ワシントンDCならびにニューヨークでのフィールドワーク体験を組み合わせたものです。本実習の主目的は、英語を学ぶことではなく、英語による講義やブリーフィングを受け、英語を使って英語「で」議論や調査を行うことを通して、異文化理解力と発信力を育むことにあります。英語運用能力で定評のある本学科ならではの実習プログラムです。

フィールドワークの内容

ディキンソン大学での英語による講義は、
アメリカへの理解を深め、関心を高める機会。
ディキンソン大学において同大学教授によって行われる10数回に及ぶ講義は、英語によるアメリカ事情に関する幅広い内容で、質の高い講義です。アメリカについての幅広い内容を英語「で」学ぶことを通して、アメリカに対する興味・関心が喚起されるなど、今後の勉学意欲を高めるうえで大きな役割を果たしています。
以下は、これまでに行われた講義の一例です。
・“Thoreau and American Environmentalism”
・“American Pop Culture”・”Blues Music”
・“Power Transition: Will U.S. and China Go To War?”
・“U.S.-Japan Relations: Rise of Immigration to War”
・“Obama-Care and the Future of Health Care Reform in the U.S.”
・“The U.S. Civil Rights Movement”

米国務省・大使館・国連を訪問。
国際社会についての学びを深める。
国務省の訪問においては、主として日米関係に関する業務に携わるアメリカの外交官からブリーフィングを受け、英語「で」意見交換する場を持つことで、日米関係を考えるうえで日本側の立場からだけではなくアメリカ側の立場も視野に入れた複眼的な視点が重要であることを学ぶことができます。
ワシントンの日本大使館ならびにニューヨークの国連日本政府代表部の訪問においては、実際に業務に携わっておられる外交官の方々から、国際舞台で活躍するために必要なこととして、語学のスキルもさることながら、「考える力」や相手の発言内容を正確に理解するという意味での「聞く力」とともに、専門性やコミュニケ―ション能力・プレゼンテーション能力が重要であるとの示唆をいただいています。
上記の点は、参加学生にとって、非常に新鮮な示唆であり、異文化理解と発信力を育むうえでの指針を得る貴重な機会となっています。

現地の人々との交流は、
アメリカ社会を肌で感じる貴重な機会。
ディキンソン大学滞在中にはカーライル市周辺にあるゲティスバ―グ古戦場やアーミッシュの農場を訪問するとともに、教会での日曜礼拝に参列し、教会員など現地の人々との交流を行います。そして、ワシントンDCとニューヨーク滞在中には、各自が選んだテーマにしたがってフィールドスタディを行います。また、近年では、現地でキャリアを積む日本の方々の経験談を聞き、卒業後のキャリアを考える機会も持ちます。これらの経験は、自分の肌でアメリカを実体験することにつながり、体験学習を通して、日本や自分を見つめなおす機会ともなります。

実習報告書を作成して、今後の専門的勉学への関心を高め、英語を使い英語「で」学ぶ姿勢を確かなものに。
アメリカ事情実習を終えた後、実習中に受けたディキンソン大学での講義、カーライルやワシントン、ニューヨークで行った実地学習・体験、さらには自らテーマを設定してアメリカ滞在中に行ったフィールドスタディをもとに、A4サイズで10枚程度の報告書を作成します。報告書の作成を通して、実習終了後、英米学科において今後勉学を進めていくうえで、情報を受け取る側だけではなく、自らの専門的関心をもとに、英語運用能力を活かして英語「で」積極的に学び、自分から発信していく姿勢を身につけることができます。

参加学生の声

英米学科

山田美穂さん

(2年次に参加)

英語を使うには、基礎的な英語力が重要だと考えていましたが、それだけではコミュニケーションは成立しないということを学びました。相手を理解するためにはもっと内面的な部分を知ることが求められます。

在アメリカ合衆国日本国大使館の大使には、友好な関係を築くために‘聞くこと’が大事だと教えていただきました。これは単なるリスニング力だけではなく、相手の真意を把握することなのだと思います。また、国連代表の方は、円滑なコミュニケーションには、専門性と想像力が大切だとおっしゃいました。話題についていくための知識、それに対し自分の考えを持つことが大切なのだと解釈しています。

また、実習を通して、英語への意識が変わりました。ただ表現を覚える学習ではなく、相手の考えを理解するための‘手段’としての英語力を培っていきたいです。

学びの内容

専門的講義で、アメリカ事情について幅広く学ぶ。
ディキンソン大学において同大学教授よりアメリカ事情(アメリカの文化、歴史、政治・国際関係)に関する講義を英語で受講します。自らの英語運用能力を確かめ、質疑応答や討論の場で、英語を使って英語「で」アメリカに関する幅広い内容について学びます。
グローバル時代で活躍するための発信力を養う。
米国務省、日本大使館、国連日本政府代表部を訪問し、外交官の方々によるブリーフィングやその後の討論を通して、日米関係や国際社会に関する知識を深めるとともに、国際社会で英語を活かすためのヒントを得ることができます。また、ワシントンDCおよびニューヨークでは、現地で取材するジャーナリストとの交流の機会を持ち、海外報道に対する理解を深めます。
アメリカの社会を知って、日本の社会を振り返る。
現地の人々との交流から、アメリカ社会と日本の社会がどのように違うのか、肌で感じ、学ぶ事ができます。