| 短期集中および習熟度別教育の実施 | 効率的な英語学習を可能にするために、一般的には2年間で履修する英語必修科目を1年次にまとめ、「英語コミュニケーション」3コマと「英語リーディング」1コマの合計週4コマ(年間8単位)を履修する短期集中型の学習環境を作っている。 |
| 全体の10%程度が帰国子女を含む海外居住経験者であり、学生間に英語力格差が生じている。このため、習熟度別クラス編成を取り入れることにより、クラス内の英語力の均質化に努めている。 | |
| 学部教育を意識したコンテンツ重視の教養英語 |
学部科目と教養英語科目を連携させることで、学生に英語学習の必要性と意義を感じさせるように努めている。 |
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英語教員と学部教員との融合 |
英語教育と学部教育の効果的融合を可能にしている理由のひとつに、英語教育に携わる10名の専任教員が学部教授会(全構成員53名)に出席し、学部教育の理念や将来的方向性等の話し合いに定期的に関わっている点がある。また、多くの英語教員が総合政策に関連する分野の専門的発表やディスカッションに参画している。孤立しがちな「教養科目の語学教員」という位置づけではなく、学部教育において重要な役割を果たしているという実感は、英語教員のモチベーション高揚へ、さらにその熱意が学生の学習モチベーションの高揚にもつながっている。 |
| 自律学習教育システムの積極的導入 | 限られた授業時間を補完するためにも自律学習の習慣をつけさせることが必須である。試みとして、サーバー教材の「アルクネットアカデミー」およびEducation
On Demandシステムを導入するほか、授業外の多読を促進するために多読教材を購入し、多読学習の促進に努めている。またこれらの教材を授業内で扱うことによって、授業外利用へと導いている。 これらの試みはすべて、習熟度に対応した取組でもある。アルクネットアカデミーの導入は、総合政策学部生全員に対するノートPC貸与、および学内に6,000箇所のLANコンセントがある環境においては、大変有効な試みである。 |
| 学生の学習へのモチベーション高揚を利用した教育効果の向上 | 「総合政策」という名の下に入学してくる多様な学生の英語力と英語ニーズに対応しつつ、英語科目を如何に効果的に配置・運営するかということが私たちの最大の課題である。英語関連科目の増加をベースにしたカリキュラムを導入することは、非外国語学部系の本学部では困難であった。本学部における英語教育の最大の特徴は、学生があらゆる英語学習の場においてモチベーション高揚に資する教育・学習環境を提供していることである。この発想は、英語の「学習」は絶えず「実践」につながるという発見と喜びに根ざすべきだという信念に基づいている。科目群の配置および授業運営・内容は「学習」が「実践」へと転化するプロセスを意識したものとなっている。 |