南山大学

 

名古屋キャンパス/総合政策学部 総合政策学科

  • 学生/男子:608名 女子:825名 (2017年5月1日現在)
  • 教員/24名

教員紹介

梁 暁虹 (教授)

  • 所属 / 総合政策学部総合政策学科
  • 最終学歴 / 中国杭州大学(現浙江大学)中国語言文学系漢語史専攻課程 修了
[ 長期研究 ]
テーマ
  1. 佛教と漢語
  2. 禅文化と禅俗語
内容
  1. 佛教がインドより中国にもたらされた後、そこで発展し、所謂中国佛教として形成されたのであるが、漢民族の元来の儒教および道教と融合し、中国伝統文化の主流となったわけである。佛教及び漢語の研究は、言語と文化研究追求の重要な内容の一環であるが、今迄それにふさわしい研究が重視されてこなかった感がある。私は、1984年以来、かかる研究を目指し、主に佛教が中世漢語の語彙に与えた影響に関して注意をはらってきた。今後も更に深い研究を継続し、ひいては佛教と漢語の音韻、文法、古籍・古典の書誌学的研究の方面にも手をのばしたいと思っている。
  2. 禅文化は中国佛教文化を代表するものであるが、日本や朝鮮にももたらされたのは周知のごとくである。禅のいう悟りと思弁法は、禅僧をして多くの口語や俗語をもって禅の心を伝わしめ、それが禅に特殊な俗語を生じさせていった。私は日本に来て以来、禅文化と禅俗語の研究に従事してきたわけであるが、今後も日本にある豊富な資料を利用して更に深い研究をしていきたいと思っている。
[ 短期研究 ]
テーマ
  1. 佛典音義と漢語語彙の研究
  2. 無著道忠の遺著研究
内容
  1. これは、本人と大学古籍整理研究所の徐時儀教授及び同語言研究所の陳五雲教授との共同研究の項目の一つであり(佛典音義の研究)、その成果は既に中国の商務印書館から出版されることになっている。これは佛典音義の注に大量に保存されている言語資料に基づき、漢語語彙史上、 若干の重要課題について専章を設けて考察を加えるというように構想してある。即ち、方言俗語の研究及びその使用状況、文化全般に亘る言葉及び中国と外国文化交流、佛典所見語彙の考釋と辞書編撰、古今語彙の変遷、辞書編著の形式等々。
  2. 無著道忠は江戸時代の禅宗臨済宗の著名な学僧であり、彼は一生を読書著述に捧げ、遺著として計255部873巻を著わした。その中には漢学研究に関する内容が極豊富にみられ、古籍校勘学、伝統的訓詁学及び近代漢語俗語の三大方面における分野にわたる。私は主に無著道忠の近代漢語俗語の遺著を対象として研究整理の仕事を進め、禅文化と禅の俗語の研究資料を補充し、近代漢語俗語研究の領域を広めんとするものである。
[ 趣味・特技など ] カラオケ、旅行
[ 皆様へメッセージ ] 中国語には、「一寸の光陰は一寸の金に等しく、一寸の金でも一寸の光陰さえ買うことができない」という格言があります。これは「時は金なり」をもっと具体的にとらえた格言かと思われます。大学生活四年間という期間は、恐らく人生最も素晴らしい時代、また未来にたいしての夢を育む一時期でもあります。四年間といっても、後で振り返ると矢のごとく過ぎていくものです。ですから、時間を大切にし、学問に励み、余暇はスポーツなり趣味なりと時間を有意義に過ごし、一生涯の夢を実現できるよう努力することを望んでいます。